素直に喜べず裏読みしてしまう私がいました。

いつも昼食や夕食で利用している「四川料理」のお店。
汗ダラダラ垂らしながら本場四川省の痺れる辛さを楽しんでいるのですが、
今回、お昼時に訪れると店内に新しく液晶画面が設置してありました。

「番組でも放映しているのかしら」と思ったのですが、
見てみると調理場の動画と共に「B」という表示と(^^)の絵が。

液晶画面にこんな文字が書かれていました。
看得见的食品安全(kàn de jiàn de shípǐn ān quán)

つまり日本語で言う「見て分かる食の安全」と言う中国語表記なのですが、
どうやら液晶画面や調理場の監視カメラ等のセットは、
「レストランの安全」レベル表示のために導入を進めているようなのです。

画面にあった水色の「B」や(^^)の表示については、
「A」が高評価、「B」が普通、「C」が改善あり的な基準構成で、
数年前から上海では同じ取り組みとして店舗にシールを貼り付けて実施していました。

今回は更に管理基準について一歩踏み込み、液晶画面と調理場カメラを設置し、
リアルタイムに調理場の状況を消費者に見せ安心感を高めつつ、
また店舗側には調理場が手を抜かないよう緊張感を与えているのです。

「監視カメラで表示なんて!」と思う日本人も多いかも知れませんが、
この監視する方法は中国では非常に当たり前の取り組みとなっています。

ただこの評価基準、素直に納得できない部分がありました。
今までのシール版の評価基準の際に、私の知り合いの日本食レストランの評価は「B」

レストランの中国人オーナー曰く、たまに役人がフラリと店舗にやってきて、
カウンターに座ってアレヤコレヤとクレームを付けるらしいのです。

役人の全体がこんな対応では無いのも分かりますが、
役人の口からは直接は言わないものの「” A”が欲しければ思し召しを」と、
クレームを付けながら遠回しにオーナーに伝えてきたらしいのです。

上海人のオーナーさん完全無視。
そのため「B」評価が続いていたようですが「あいつらに払う金は無い」のだとか。

またこの監視カメラや液晶画面などの設備は、
政府推薦メーカーになっている可能性も高いのです。

以前「発票」と呼ばれるレシート状の品を発行する機械の導入が進んだ時。
導入時に店舗側から「機械がデカイ」「壊れる」「使い勝手が悪い」
「ソフトが使いにくい」「サポートが不十分」など問題点が紛失。

しかし指定機なので仕方なく導入。そのうえ導入費用が高い。。。。
と嘆いている店舗運営者も居たのですが、
これもまたお代官と大黒屋的な関係があるんだと勘ぐってしまいます。

もちろんこんな関係は昔の話。今は改善されているかも知れませんが、
導入して使いなさい!が先行してしまい、使い勝手などは後回しになっていたのです。

そんな話を聞いていた事もあり、「見て分かる食の安全」を見つめ、
素直に喜べない私が居たのでした。

今日の振り返り!中国語発声

看得见 (kàn de jiàn) 見える ※音源の都合により「的」の軽声は四声を使っています。

安全 (ān quán) 安全

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